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茶況・茶ばなし

伝統製法「寒茶」づくり 袋井で生産者や市民ら体験

昔ながらの製法で寒茶作りに励む、活かす会会員ら=袋井市の香りの丘茶ピアで

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 厳冬期の茶葉を摘み取って製茶する「寒茶(かんちゃ)」の製造体験と試飲が大寒の二十日、袋井市岡崎のJA遠州中央香りの丘茶ピアで開かれた。

 市内の茶業、商工関係者らで構成する「松下コレクションを活(い)かす会」と、県内の茶商や生産者らでつくる晩茶研究会が放棄茶園対策などの一環として企画。茶の研究家で元愛知大教授の松下智さん(89)=愛知県豊橋市=や活かす会会員らが講師を務め、茶生産者や一般市民ら約三十人が参加した。

 寒茶は枝ごと採取した茶葉をせいろなどで蒸し、枝を取り除いた後、天日乾燥する製法。緑茶とは違った独特の風味、まろやかさがあるという。

 参加者は、晩茶研究会員の多々良高行さん(47)から寒茶の特徴などについて説明を受けた後、袋井産やぶきた種の茶葉や蒸しおけなどを使い、伝統の工程を体験した。袋井、焼津、牧之原市など各地の寒茶を飲み比べたり、蒸し機による寒茶作りも見学したりした。温かい茶がゆの試食もあった。活かす会の豊田富士雄会長(71)は「農閑期の副業として商品化していきたい」と話した。

(土屋祐二)

 

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