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茶況・茶ばなし

茶草場農法の苦労を実感 掛川で企業の新人職員ら

茶畑で農作業に励むユニリーバ・ジャパンの社員ら=掛川市東山で(同市提供)

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 世界農業遺産「静岡の茶草場(ちゃぐさば)農法」を実践する掛川市東山地区で二十九日、企業の新人職員らが農作業を体験する作業応援ボランティア活動があった。好天の下、天日干しされたススキやササを茶畑に運んだり、畝間にまいたりした。

 伝統農法を継続するため、二〇一六年度から市の呼び掛けで続けられている。この日は、働き方改革で市と連携協定を結ぶ生活雑貨メーカーのユニリーバ・ジャパン(東京都目黒区)と、市役所新入職員ら三十五人が参加し、地元農家の指導で作業に取り組んだ。

 ユニリーバ・ジャパンの三村智加歩さんは「普段はデスクワークが中心で、現場を知る貴重な経験。環境について考える機会にもなった」と話した。玉木友梨さんも「重労働を続ける農家の苦労が分かった」と感心していた。

 今季のボランティア活動は、十二月十九日までに八企業などから約百五十人が参加する予定。お茶振興課の掛川大介係長(47)は「高齢化が進む農家が、厳しい茶園管理を継続するにはボランティアの力も必要。体験で得た知識を広めて、多くの方々の協力につなげたい」と話した。

(赤野嘉春)

 

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