トップ > 中日新聞しずおか > サッカーしずおか > 記事一覧 > 2019年の記事一覧 > 記事
サッカーしずおか磐田の残留さらに厳しく 「最後まで戦う」
J1最下位の磐田はJ1残留が一段と厳しい状況となった。残り3試合。磐田のDF大井は「非常に痛い敗戦。ただし、J1残留の可能性がある限り、最後まで戦うのが選手の義務」と声を絞り出した。 今季初の2連勝はまたもならなかった。FC東京が序盤、磐田の様子を観察しながら、試合を進めていったのに対し、磐田は開始直後から、先制点奪取のために、積極的な姿勢を見せた。前半42分のFWルキアンのシュート、同43分の左サイドの崩し、同45分のMF松本のシュートと、磐田は決定的シーンを連続してつくったが、ゴールには至らなかった。 逆に後半8分。相手にPKを献上、先制点を許した。同点を狙い、右サイドに荒木、左サイドにアダイウトンを配置、サイド攻撃からの突破に望みを託したが、分厚い守備をこじあけることができなかった。磐田は今季6勝をマークしているが、勝利した次の試合はすべて敗戦という結果となっている。 フベロ監督が就任してから8試合目。新体制の練習は量的にも増え、選手の身体的な強度は上がった。守備は意思統一され、大量失点はなくなった。しかし、連動した攻撃からの崩しはいまひとつ。FC東京のように組織化された守備を打ち破るまでには至っていない。 フベロ監督は「良い試合はした。選手には最後まで戦う姿勢を求める。その先に良い結果が待っていると思う」と前を向いた。 (川住貴) PR情報 |
|
Search | 検索