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サッカーしずおか

磐田 J1残った 東京Vに2−0

後半35分、フリーキックを決め喜ぶ田口(前列左から3人目)ら磐田イレブン=8日、ヤマハスタジアムで(武藤健一撮影)

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 サッカーJ1残留を懸け、十六位のジュビロ磐田がJ2六位の東京ヴェルディと対戦したJ1参入プレーオフ決定戦は八日、磐田市のヤマハスタジアムに約一万四千六百人の観衆を集めて行われ、磐田が2−0で快勝、J1残留を決めた。

 試合は磐田が前半41分、FW小川航基(21)のペナルティーキック(PK)で先制。これで勢いに乗った磐田は後半35分、MF田口泰士(27)が直接フリーキックでゴールを決め、ダメを押した。

 勝利の瞬間、歓喜に沸くスタンドと、磐田ベンチ。しかし、磐田の名波浩監督(46)には笑顔はなく、厳しい表情を浮かべた。絶望の淵からの生還。耐えに耐えたつらい一週間の思い出だけが脳裏をよぎった。

 J1最終節の川崎戦で、痛恨の逆転負けを喫し、十三位から十六位に転落、J2とのプレーオフに回った。磐田の指揮官はその責任を一人で背負った。「川崎戦の敗戦は、二〇一四年のJ1昇格プレーオフ準決勝で山形のGK山岸にヘディングシュートを浴びて敗れた時の何十倍、何百倍もショックを受けた」と振り返った。

 東京V戦までに必要なのは、精神的なダメージの回復と、チーム戦術の切り替え。四日から七日までの調整は完全非公開。最終的にFW川又堅碁(29)は右足痛、MF中村俊輔(40)も足のねんざのため、先発から外れたが、名波監督は試行錯誤の中から、勝利へのイレブンを選択した。

 試合は、磐田が理想的な試合運びを見せ、J1とJ2との違いを見せつけた。前線からの連動した守備は、東京Vの持ち味のパスワークを寸断、磐田のペースで試合を進めることができた。生き残りをかけた試合で、名波監督の采配がチームの勝利を手繰り寄せた。

 しかし、名波監督は記者会見で、「プレーオフ決定戦まで至ったのは、僕の責任。同決定戦で敗れたら、辞めるつもりでいた。(この後一週間)時間をもらえたらいいかな」と進退表明を一週間、先送りする方針を示した。

(川住貴)

 

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