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サッカーしずおか

不完全燃焼 ジュビロの今季(上)

◆主力離脱、大量失点響く

川崎に敗れ、肩を落としサポーターへあいさつに向かう磐田イレブン=1日、等々力陸上競技場で

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 今季のサッカーJ1が1日に終了し、トップ5入りを目標に掲げたジュビロ磐田はJ2東京ヴェルディとのプレーオフ決定戦(8日・ヤマハスタジアム)に回る16位に終わった。J1リーグを振り返るとともに、プレーオフ決定戦に向け、どんな修正ポイントがあるのかを探った。

 最終節までもつれたJ1残留争い。5クラブが勝ち点1差でひしめく大混戦で、磐田が16位に転落した原因は得失点差マイナス13だった。総得点35は、リーグ最少得点の鳥栖に次ぐ数字。一方、総失点48はリーグ最少失点でJ1覇者の川崎の27より、21も多い。名古屋戦や清水戦で喫した大量失点が大きく響いた。

 磐田は開幕2連敗スタートとつまずいたが、3節のFC東京戦で初勝利。「さあこれから」と思われた4節の広島戦で、MFアダイウトンが大けがで戦列を離脱。その後も、MFムサエフ、MF中村、DF新里ら主力に相次ぐけが人が出て、苦しい戦いを余儀なくされた。

 名波監督は状況に応じて、システムや選手を代えて対応したが、機能しなかった。トラブルもあった。今季の新戦力、DFギレルメ(ブラジル)が5月の横浜M戦で退場処分を受けた後、相手選手らに暴力行為を働いた。この結果、磐田は同選手との契約を解除した。

 主力の相次ぐけがに、期待の新戦力との契約解除。大幅な戦力ダウンに見舞われた磐田はワールドカップ(W杯)ロシア大会による中断明けの14戦で、わずか2勝しかできず、J1残留争いの泥沼にどっぷりとはまり込んだ。

 信じていたのはチームワーク。名波監督は「われわれがここ数年にわたって積み重ねてきたものは大きい。最後まであきらめない、粘り強い戦いでJ1残留を勝ち取りたい」と決意を示していた。31節の広島戦は2点差をひっくり返して逆転勝ち。32節のFC東京戦は0−0で勝ち点1を獲得。これで残留争いから抜け出すかと思われたが、ホーム最終戦の33節の札幌戦で痛恨の敗戦を喫し、運命の最終節で、16位に落ちた。

(川住貴)

 

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