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静岡けいざい

MaaSアプリで舌鼓 浜松の中心街で食べ歩きイベント

はままつスマぐるウイークの電子チケットの販売画面(右)。左は店側に置かれる2次元コード=浜松市中区で

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 さまざまな交通手段をつなげて移動サービスを提供するMaaS(マース)のアプリを活用した食べ歩きイベント「はままつスマぐるウイーク」が二月十二〜十八日、浜松市中心街で初めて開かれる。一月十五日からチケットをアプリ内で販売する。

 中心街の商業者らでつくる浜松まちなかにぎわい協議会(中区)などが主催。電子チケット制にすることで、利用者は現金や紙のチケットを持ち歩かずに味巡りを楽しめるのが特徴だ。

 アプリは、協議会員の遠州鉄道が実証実験に取り組んでいる「EMot(エモット)」を使用。利用者はエモット内のチケットストアで「はままつスマぐるチケット」を事前に購入し、登録したクレジットカードで決済する。

 イベント当日は、肴町や千歳町などの三十店以上の中から好みの店を訪れ、店に置いてある二次元コードをアプリで読み取ると、食べ物と飲み物の特別セットが提供される。

 協議会はこれまで、紙チケット制の「浜松バル」などを開いてきたが、参加店がチケットを保管したり、精算に時間を要したりするなど手間がかかっていた。アプリの活用で店の負担を軽減するほか、外国人観光客や出張で訪れる人らの利用も期待している。

 チケットは一枚千五百円、二枚二千九百円、三枚四千二百円で、仲間と分け合うことも可能。期間中に五百枚の販売を目指す。

 エモットは小田急電鉄(東京)が開発。遠鉄はアプリ内で「遠鉄ぶらりきっぷ」など六種類の企画乗車券を電子チケットとして販売している。

(鈴木啓紀)

◆先進事例学ぶシンポも

 遠州鉄道は二月十八日、浜松市中区のえんてつホールでMaaS(マース)に関するシンポジウムを開く。小田急電鉄との共催で国土交通省が協力。先着三百人で参加者を募集している。入場無料。遠鉄のウェブサイトから申し込む。

 日本や世界のマースの事例を学び、地方都市での実現可能性を探るのが狙い。国内で特に取り組みが進んでいるとされる高松市の担当者を招くほか、国交省や小田急の担当者、遠鉄の斉藤薫社長らが登壇する。終了後は「はままつスマぐるウイーク」への参加を呼びかける。

 

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