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静岡けいざい

スズキ 一転減収減益に 3月期予想修正

 スズキは十日、二〇二〇年三月期の連結業績予想を下方修正し、売上高が前期比9・6%減の三兆五千億円、営業利益が38・3%減の二千億円、純利益が21・7%減の千四百億円になりそうだと発表した。主力のインドと国内で四輪車の販売が振るわず、期初の増収増益予想から一転して減収減益となる見通し。

 期初予想から売上高を四千億円、営業利益を千三百億円、純利益を六百億円、それぞれ引き下げた。減収は三年ぶり。最終減益は、検査不正に伴うリコール費用を損失計上した前期に続き二年連続となる。

 インドでは当初、五月の下院選後に販売の回復を見込んでいたが、来年からの新排ガス規制を見据えた買い控えなどで市場の冷え込みが続いた。現地子会社マルチ・スズキの四〜九月の卸販売台数は前年同期比26・5%減の六十七万五千四百二十三台と低迷した。

 国内では、出荷前の検査を徹底するために生産速度を抑えている影響で、受注に供給が追いつかず、四〜九月の販売台数は4・6%減の三十三万三千八百二十一台にとどまった。

 鈴木修会長は取材に「インドの法人税減税を活用して、販売をてこ入れする。十月以降に効果を出し、来期にはV字回復させる」と話した。スズキは十一月五日の四〜九月期決算発表時に詳細を説明するとしている。

(山田晃史)

 

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