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静岡けいざい

静岡銀と浜松いわた信金 相続手続き共通化

書式や記入事項をそろえた預金相続手続きの書類(左が静岡銀行、右が浜松いわた信金)

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 静岡銀行(静岡市葵区)と浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は八日、預金などの相続手続きに必要な書類や書式を十五日から共通化すると発表した。顧客の記入作業などの負担を軽減するとともに、事務にかかる労力や費用を減らすのが狙い。今後、県内のすべての地銀、信金間でも共通化を図る。

 低金利や人口減少で地域金融機関の経営環境が厳しさを増す中、県西部地域で高いシェアを持つ二行が競争のない分野では積極的に協力する姿勢を打ち出したことは、他の金融機関にも影響を与えそうだ。

 預金などの相続手続きはこれまで、金融機関によって書類の記入方法がバラバラで、添付する証明書類も異なるなど煩雑だった。静岡銀と浜松いわた信金は、書類の記入事項をそろえるほか、戸籍謄本や印鑑登録証明といった添付書類も共通にする。

 併せて、一定の基準を満たす顧客については、相続人全員の署名、押印を集めなくても、相続人代表者一人の署名、押印で手続きできるようにするなど、取り扱いを簡素化する。

 相続分野の連携を機に、顧客の利便性向上や経費削減につながる分野での協力を拡大。一部の地域で既に取り組んでいる手形や小切手の共同運送の広域化や、口座の名義、住所変更手続きの共通化なども進めていく方針だ。

 静岡銀の担当者は「商品、サービスでは競い合い、事務手続きなどでは協調してウィンウィンの関係を築けたら」、浜松いわた信金の担当者も「お客さんに役立ち、コスト削減につながる事務処理や管理部門はどんどん共通化したい」と話した。

(伊東浩一)

 

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