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静岡けいざい

東急ハンズ浜松店オープン 遠鉄百貨店新館5階

開店直後から大勢の買い物客でにぎわう東急ハンズ浜松店=浜松市中区の遠鉄百貨店で

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 東急ハンズ浜松店が十三日、浜松市中区の遠鉄百貨店新館にオープンした。ユニークな生活用品や文房具などが豊富にそろう人気店とあって、初日から大勢の買い物客でにぎわった。

 東急ハンズが地方の主要都市で展開する中・小型店の一環で、県内では二〇一一年に開店した静岡店(静岡市葵区)に次ぎ二店舗目。フランチャイズ店の静岡店に対し、浜松店は直営で店舗独自の仕入れや商品開発に力を入れるのが特徴。

 五階フロア全体を使った約千八百平方メートルの売り場には、美容雑貨や文房具、台所用品など約四万種類が並ぶ。「えんむすび」をテーマに、浜松をはじめ遠州地域の食品メーカーなどと協業した商品もある。

 開店直後に訪れた中区の主婦(70)は「ハンズが期間限定で遠鉄百貨店に出店した時にファンになった。他の店では買えない珍しい商品が多い」と楽しそうに話した。

◆木村成一社長に聞く 

「雑貨がワンストップでそろう印象を与えたい」と話す木村成一社長=浜松市中区の遠鉄百貨店で

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 浜松店のオープンに立ち会った東急ハンズの木村成一社長(61)は本紙のインタビューで、浜松への出店を待望していたと明かし、遠鉄百貨店や他のテナントとの相乗効果で集客が見込めるとした。主な一問一答は次の通り。

 −出店の経緯は。

 政令指定都市や中核市への出店を進める中、浜松は政令市でありながら出店できずにいた。二〇一五〜一六年に遠鉄百貨店に期間限定で出店し、売り上げも良かったことから、十分な市場規模がある都市だという認識はあった。出店できて良かった。

 −新宿店(東京)や名古屋店など、百貨店内に出店を進める理由は。

 百貨店の客層は比較的富裕層が多く、ハンズはお客さまの年齢層が幅広い。遠鉄が長年築いてきた固定客に加え、私たちが新たなお客さまを呼び込み、相乗効果が期待できる。

 −階下に今春オープンした「無印良品」と合わせ、百貨店内で雑貨の品ぞろえが充実した。

 「雑貨を買いに行くなら遠鉄へ」と思ってもらえるようにしたい。ハンズの商品もあり、無印の商品もあり、ワンストップで雑貨が全てそろうという印象を与えたい。

 −静岡県内の他地域に出店する計画はあるか。

 具体的に決まっていることはないが、全国的に政令市に限らず、人口や市場規模が一定程度ある場所については、良い物件があれば出店していきたい。

 −オープン直後から多くの客でにぎわっている。

 ハンズに期待を持っていただいていると感じた。買い物が目的ではなくても、気軽に寄ってもらえれば、ワクワク感を味わえたり、新たな発見があったりするはずだ。

 <きむら・せいいち> 慶大卒。1981年東急不動産入社。93年東急ハンズ出向。事業企画部長、常務などを経て17年4月から社長。宮城県出身。

(聞き手・鈴木啓紀)

 

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