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静岡けいざい

浜松商議所 大須賀会頭の続投了承

常議員会後に記者会見する(左から)石黒衆副会頭、石川晃三副会頭、藤田正治副会頭、大須賀正孝会頭、山本敏博副会頭、山畑聡副会頭=浜松市中区の浜松商工会議所で

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 浜松商工会議所は十日、常議員会を開き、大須賀正孝会頭(78)の三期目続投を了承した。常議員会後の記者会見で大須賀会頭は、続投を正式に決定する十一月一日の臨時議員総会までに、次の会頭候補となる副会頭人事の提示を目指す考えを示した。

 大須賀会頭は、後任を決められず、退任表明から一転して続投となったことについて、常議員会で「私のせいで皆さんに迷惑をかけて申し訳ない。体力的に三年の任期はとても持たないが、頑張ってやりたい」とわびた。出席した約四十人の常議員から異議や質問は出なかった。

 会見では、会頭とともに十月末で任期が終了する副会頭の人事について「(続投要請を)またされても困るので、四人と相談して決めたい」と説明。八月にそろって大須賀氏の続投を求めたスズキの鈴木修会長、ヤマハの中田卓也社長、浜松いわた信用金庫の御室健一郎理事長、釣り具販売チェーン「イシグロ」の石黒衆社長(副会頭)と協議の上、人選を進めるとした。

 次期会頭は基幹産業である製造業からが望ましい、としていた当初の方針については「もう、そういうことは考えずに、ふさわしい人を皆で考えたい」とこだわらない意向を示し、「時間はないが、頑張って(人事を)やる」と語った。

 浜松商議所の会頭は一九九〇年に就いた遠州鉄道の故石津薫氏以降、五代にわたって非製造業から選ばれている。 

(伊東浩一)

◆5人の副会頭、賛意示す

 大須賀正孝会頭の三期目続投について、記者会見に同席した五人の副会頭は、大須賀氏のこれまでの実績や発信力を踏まえ、一様に賛意を示した。

 スズキの藤田正治参与(69)は、商議所と浜松市が国に求めている国道1号浜松バイパスの高架化が「(議論の)俎上(そじょう)に載り、ある程度の方向が出てきた」と大須賀氏の手腕を評価。聖隷福祉事業団の山本敏博理事長(74)は「行政に対して心から考え方をはき出せる会頭」と歓迎した。

 自動車部品を手掛けるソミック石川の石川晃三会長(74)は「実際に『ゴー』と言える人が少ない中、きちんと決める人」、イシグロの石黒衆社長(69)も「情熱は年齢ではない。いろんな地域の議題があり、大須賀さんに頼らざるを得ない」と、行動力を支持した。

 経済界代表の一員として中田卓也社長が大須賀氏に続投要請したヤマハの山畑聡常務執行役(58)は「大変申し訳ないという思いもある」としつつ、「次の会頭を決めるのをしっかりサポートしたい」と述べた。

 浜松商議所の副会頭は六人。JAとぴあ浜松経営管理委員会の鈴木和俊会長(71)は欠席した。

(久下悠一郎)

 

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