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静岡けいざい浜松駅の展示ブースが衣替え
今月から入れ替わったJR浜松駅東海道新幹線改札内の展示ブース。大ブース(五十四平方メートル)はスズキが四輪車や二輪車、小ブース(三十平方メートル)は河合楽器製作所がグランドピアノなどを並べ、一年間、ものづくりの姿勢をアピールする。 ◆スズキ テーマはアウトドアスズキの展示はアウトドアがテーマ。スポーツタイプ多目的車(SUV)の要素を取り入れた軽ワゴン車「スペーシア ギア」と、小型車「クロスビー」の背景に森林の壁紙を配置し、キャンプを楽しむ様子を連想できるようにした。 十九年ぶりに新型で復活した大型二輪車「カタナ」も披露。スズキの二輪車に乗っている常葉大四年の松尾倖大(こうた)さん(21)は「カタナを見る夢が駅で実現するとは。写真よりも格好良くて大きい」と語り、スマートフォンで撮影していた。 このほか大型船外機「DF350A」も展示。いずれも湖西、浜松、相良の各工場で生産しており、広報担当者は「訪れた人に遠州産の製品と地元企業を知ってもらいたい」と語った。 ◆河合楽器 高級ピアノ目玉河合楽器製作所は、今年で発売二十周年を迎えるグランドピアノ「Shigeru Kawai(シゲルカワイ)」シリーズの「SK−5」(税別四百万円)を中心に展示。壁面にはコンサートホールが描かれ、広告宣伝課長の伊藤裕之さんは「ステージにいるような感覚で演奏を楽しんでもらえる」と胸を張る。
浜松でのコンテストを前に訪れた高校教員の三好遥奈(はるな)さん(26)=松山市=と星野志都(しづ)さん(49)=愛媛県今治市=は「欲しい音を忠実に出してくれる」と満足そうに話した。ピアノを弾く映像を撮影する人向けに、スマートフォン用のスタンドも初めて設けた。 JR東海は「他の楽器の持ち込みや長時間の占有は控えてほしい」と呼び掛けている。 (山田晃史、鈴木啓紀) PR情報 |
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