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静岡けいざい

農機の位置を正確に把握 無線通信機器発売

◆浜松のアート電子

アート電子が発売した測位機器セット。地上に固定する基準局(右)と農機に搭載する移動局(左)がある=浜松市中区で

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 プリント基板設計のアート電子(浜松市北区)は、トラクターなどの農機に取り付けて位置情報を把握する無線通信機器のセットを発売した。一般的な衛星利用測位システム(GPS)に比べ、誤差の少ない正確な測位ができるのが特長。広大な農地での作業の効率化につなげる。

 セットは小屋などに固定する「基準局」と農機に取り付ける「移動局」、アンテナで構成。それぞれのGPSの位置情報に加え、両局間で無線通信して測位の精度を高める「RTK」と呼ばれる方式を採用した。測位の誤差は数センチという。

 障害物に強い周波数を採用することで、両局間は一・二キロ離れても通信でき、広範囲な農作業に対応できるようにした。農機を操作しながらパソコンなどの画面で軌跡を確認し、作業の漏れやむらを防ぐといった使い方ができる。

 不整地での傾きによる位置情報の誤差を補正する機能もある。税別二十九万八千円。ウェブサイトで注文を受け付け、年間千セットの販売を目指す。

 アート電子の担当者は「既存の農機に安価に設置して精度を高められる。(小型無人機)ドローンによる農薬散布や測量にも応用できる」と話した。

(久下悠一郎)

 

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