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静岡けいざい

店舗網再編計画を発表 浜松いわた信用金庫

◆6店廃止、7店を移転集約

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 浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は十七日、店舗網の再編計画を発表した。二〇二〇年度までの二年間で六店を廃止して近くの店などに統合し、七店を「店舗内店舗」方式で移転、集約する。このほか七店を少人数で運営する「子店」に転換する。

 同信金は今年一月に旧浜松、磐田両信金が合併して誕生。その際、営業地域が重複する店舗が発生していたため、無駄をなくして経費を削減する。

 廃止する六店は拠点や店舗名そのものがなくなる。このため、例えば給与の受取口座に使っている場合、勤務先に店舗名の変更を連絡する必要がある。店舗内店舗となる七店は、拠点は消滅するが、店舗名は残るため、顧客は口座などの変更手続きをせずにそのまま利用ができる。

 子店となる七店では、預金や振り込みなどの業務は従来通り行うが、融資などの業務は近くの「母店」で対応する。職員数は通常の店舗の半分以下の四、五人に減らす。

 再編により、店舗数は現行の九十二店から八十六店に減る。余剰となる店舗の人員約百五十人は、事業承継や新産業育成などの強化分野に充てる。廃止する店舗の撤去や減損処理などで約十三億円の一時的な費用が生じるが、二一年度以降は年間二億七千万円から三億円の経費削減効果が得られるとしている。 

◆合併費用響き減益 3月期決算

 浜松いわた信用金庫が十七日発表した二〇一九年三月期決算(単体)は、システム統合や看板交換などの合併関連費用十七億円の計上が響き、本業の収益力を示すコア業務純益は、旧浜松信金の前期に比べて48・4%減の二十一億円、純利益も10・5%減の二十七億円にとどまった。

 低金利環境の影響で、貸出金利回りは0・05ポイント低下して1・32%となった。

 期末の預金残高は個人預金を中心に堅調に伸び、旧浜松、磐田両信金の前期末の合計に比べて1・9%増の二兆四千百四十三億円。一方、貸出金残高は、地方自治体などへの貸し出しを抑えたほか、製造業などの借り入れが減ったため、2・5%減の一兆二千二百八十七億円となった。

 二〇年三月期は、さらに店舗網再編や本部の建て替えなどの費用十四億〜十五億円が発生するため、純利益は十七億円程度にとどまる見込み。

(伊東浩一)

 

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