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静岡けいざい

県内上場企業の株主総会 週明け本格化

◆スズキ27日、スルガ銀26日

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 県内の三月期決算の上場企業の株主総会が週明けから本格的に始まる。新車の検査を巡る不正が相次ぎ発覚したスズキや、シェアハウス問題の影響が尾を引くスルガ銀行では、株主の厳しい追及が予想される。スルガ銀をはじめ、企業統治を強化するために監査等委員会設置会社への移行を諮る企業も目立つ。

 スズキの株主総会は二十七日に浜松市中区で開かれる。検査不正に伴うリコール(無料の回収・修理)の影響で最終減益となった二〇一九年三月期の業績を報告し、新設した検査改革委員会のトップを務める蓮池利昭副社長の新任を含む取締役八人の選任案を諮る。

 燃費データの不正測定が問題になった一六年の総会では、一部の株主から経営責任を問う声も上がった。スズキは検査不正の経緯や再発防止策を丁寧に説明して謝罪し、株主の理解を得たい考えとみられる。

 スルガ銀の株主総会は二十六日に沼津市で開催。監査等委員会設置会社に移行する定款変更案に続き、取締役の選任などを諮る。有国三知男社長の再任も含まれる。創業家に対する責任追及やシェアハウス所有者への対応、提携交渉の行方などについて株主から説明を求められそうだ。

 同設置会社は、取締役三人以上(うち過半数は社外取締役)で構成する監査等委員会が経営を監督する。従来の監査役会に比べ、取締役会で議決権を持つ分、監督機能が強いとされ、移行する上場企業が増えている。

 スルガ銀のほか、ASTI、東芝機械も今回の総会で移行を提案する。

 このほか東芝機械は「芝浦機械」への社名変更、河合楽器製作所と天龍製鋸は買収防衛策の更新を諮る。アイ・テックでは配当の増額などを求める株主提案が出ている。集中日はスズキなど十社が開く二十七日。

     ◇ 

 静岡銀行は十四日、静岡市清水区の同行研修センターで株主総会を開いた。昨年より十八人多い二百七十一人の株主が出席。取締役十人の選任など三議案を承認し、一時間二十五分で終了した。

 広報・IR室によると、株主八人から定年延長の検討状況や、若年層の資産運用に対する取り組みなど十三件の質問があった。

(山田晃史)

 

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