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静岡けいざい

抹茶専用の工場新設 掛川の佐々木製茶

◆来月から稼働

年明けから稼働する佐々木製茶の抹茶専用工場=掛川市上内田で

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 掛川市上内田の佐々木製茶(佐々木余志彦社長)が抹茶の専用工場を新設し、来年一月から稼働させる。原料となる碾(てん)茶の製造から粉砕、袋詰めまで一貫生産できるのが特徴。年間三十二トンの生産能力を三倍の百トンに引き上げ、国内外の食品メーカーや小売店への販路を広げる。

 抹茶は飲用から和洋菓子にも用途が広がり、国内外で需要が高まっている。佐々木製茶はこれまで碾茶の製造を協力工場に委託していた。内製化してコストを削減しつつ、効率的な商品開発と拡販につなげる。

 本社近くのグループ会社の敷地に五百九十四平方メートルの平屋の工場を建設。カビや静電気の影響を受けないクリーンルームを備え、粉砕機三基のほか、殺菌や用途別に袋詰めする充填(じゅうてん)機などを設置した。茶の粉じんを回収する集じん機なども完備した。

 同社によると、世界最高レベルの食品安全マネジメント国際認証「FSSC22000」を、煎茶の仕上げ工場に続いて来春にも取得する見込み。海外事業部の小高亜希子マネジャーは「食品安全ニーズに対応した一貫製造ラインの強みを生かし、販路拡大につなげたい」と話した。

(赤野嘉春)

 

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