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静岡連載

新型コロナニュース 河津桜まつり 客伸び悩む

◆記念の30回 関係者落胆

早くも緑の葉が目立ち始めた桜。散策する観光客はマスク姿が多い=河津町で

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 早咲き桜の名所として知られる河津町で開催中の「河津桜まつり」の入り込み客数が、大幅に少なくなりそうだ。今年は開花ペースが昨年より十日ほど早かったことに加え、新型コロナウイルスの感染拡大懸念が影響した。イベント自粛を要請する政府の基本方針もあり先行きは厳しい。

 十日に開幕したまつりは三月十日まで続くが、町観光協会によると、桜は既に満開を過ぎて葉が目立ち始めた。二十四日現在の入り込み客数は、約四十万人で前年同期比で二万人ほど少ない。大型バスの台数は前年より四割も減っている。

 新型コロナウイルスの影響もあってか、マスク姿の観光客が目立つ。

 昨年のまつり期間中の最終入り込み客数は、九十万人を超えたが、今年は大幅に下回る可能性がある。町観光協会の島崎博子事務局長は早い開花と新型コロナウイルスの影響に「ダブルパンチだ。今までこんなこと経験したことがない。第三十回の記念だったのに」と肩を落とす。

 岸重宏町長も会見で「厳しい状況。後半の入り込みが心配だ。出控えもあり、最終の入り込み客数は前年より減ると予想される」と語った。

 新型コロナウイルス対策では、これまで露店営業者にマスク着用や手洗いなどの徹底を促してきたが、政府の基本方針を受け町は二十六日、実行委員会に規模縮小や追加の対策を要請。早ければ二十七日から、実行委が管理する約九百台分の臨時駐車場や仮設トイレを順次廃止する。桜並木周辺の露店に営業を自粛してもらうほか、期間中に開催予定だった関連催しも中止する。

(山中正義)

 

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