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静岡連載

新型コロナニュース 「ボートショー」中止 ヤマハ発やスズキ落胆

多くの来場者でにぎわった昨年のジャパンインターナショナルボートショー=横浜市のパシフィコ横浜で

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 新型コロナウイルスによる肺炎拡大の影響で、三月に横浜市内で開催予定だった「ジャパンインターナショナルボートショー」の中止が十九日決まった。マリン業界を挙げて新艇のPRや顧客の開拓を狙う年間最大のイベントだけに、出展を予定していたヤマハ発動機やスズキからは落胆の声が聞かれた。

 ショーは、ボートや船外機のメーカーでつくる日本マリン事業協会(東京)が主催。景気回復や海のレジャー人気を背景に、来場者は昨年まで五年連続で増えており、今年は五万七千人を見込んでいた。

 協会は今月六日に開催概要を発表し、乗船体験や初心者向け講座などで幅広い集客を目指す姿勢を強調。ラグビー元日本代表の五郎丸歩選手(33)=ヤマハ発動機=のトークショーも企画し、若者や女性が親しめる工夫を凝らしていた。

 出展企業の中心となるヤマハ発の広報担当者は、中止の連絡を受けて「残念だが、協会の決定なので仕方がない」と語った。ショーでは今年発売する新艇をはじめ、幅広い製品の展示を予定していた。

 スズキは、子会社が昨年発売した小型釣り用ボートが「日本ボート・オブ・ザ・イヤー2019」の部門賞に決まり、ショーで発表される最終選考の結果に期待していた。スズキの広報担当者は「アピールする良い機会だったが…」とがっかり。今後の選考と発表の日程は未定という。

 協会はショーの中止について、国や自治体からの要請ではなく自主判断とした上で、「感染のリスクを排除しきれない恐れがある。誠に苦渋の選択」とコメント。入場券や有料イベントの前払いはなく、既にイベント参加を申し込んだ人には中止を連絡する。

(久下悠一郎、山田晃史)

 

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