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静岡連載

新型コロナニュース 県内への影響

◆今後の下船患者は受け入れず

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 静岡県は、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の患者を今後、県内の指定医療機関で受け入れないと厚生労働省に伝えた。人員不足や、新型肺炎以外の感染症患者への対応も必要なことが理由。十七日までに十四人を受け入れた。

 また県は十八日、新型コロナウイルスの感染が疑われる人の相談を受ける県の電話窓口「帰国者・接触者相談センター」を二十四時間対応に切り替えた。浜松市保健所=電053(453)6118=など県内九カ所の保健所に設置している。

 県福祉指導課によると、十九日にグランシップ(静岡市駿河区)で予定していた介護施設職員対象の「身体拘束廃止フォーラム」は新型肺炎の感染リスクを避けるため延期にした。

◆経済損失1000億円超か 静岡経済研が試算

 静岡経済研究所(静岡市葵区)は十八日、新型コロナウイルスによる肺炎の影響で宿泊客の減少が六月まで長引いた場合、県内の経済損失は一千億円を超えるとの試算を発表した。担当者は「県内で感染者が出るなど、状況次第では損失がさらに拡大する可能性がある」としている。

 昨年二〜六月のホテルや旅館の宿泊実績を基に、感染拡大後の中国人客らのキャンセル動向を加味して算出した。二月の経済損失は百八十七億円。同じペースで六月までキャンセルが続けば、損失は累計で千七十一億円に上ると見込んだ。

 試算は宿泊客の減少だけを基にしており、ホテルなどの清掃業者や移動手段となる交通事業者、飲食や土産物の業者といった周辺も含めた観光面の実害は、さらに大きいとみられる。

 担当者は「影響は日本人客の集団移動の回避や旅行意欲の萎縮にまで広がりつつある。観光需要に限らず、外出を控えることで消費活動全般が停滞することも懸念される」と話した。

(伊東浩一)

◆上海駐在の行員、きょうにも帰国 静岡銀行

 新型肺炎の拡大を受け、静岡銀行は、中国・上海の駐在員事務所に派遣している日本人行員を十九日にも帰国させることを決めた。

 事務所は日本人と中国人の行員各一人が勤務しているが、当面は中国人行員だけで業務を続ける。

◆沖縄で27日の発表会を中止 ヤマハ発・ソニー

 ヤマハ発動機とソニーは十八日、沖縄県内で二十七日に予定していた共同開発車両の新サービスの発表会を中止すると報道機関に通知した。併せて予定していた地元の子どもたちの試乗会も中止する。

 同県では十四日に初めて感染者が確認された。両社は「あらゆる関係者の安全を最優先した」と説明した。

 

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