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新型コロナニュース 「頻繁な手洗いが最も有効」浜松医療センター・矢野副院長

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 国内で感染経路をたどれない新型コロナウイルスの感染者が見つかり、日常生活の中で広がる「市中感染」への警戒が高まっている。日常生活でできる予防法は何か。浜松医療センターで感染症内科部長を務める矢野邦夫副院長=写真=は「感染しても八割は軽症との分析もある。手洗いとアルコールでの消毒を徹底し、高齢者や妊婦、持病のある人はマスクを着け、人混みを避けてほしい」と話す。

 世界保健機関(WHO)が感染者一万七千人を分析した結果によると、82%が軽症、15%が重症、3%が重篤だった。矢野副院長は「健康な人なら無症状か鼻水程度で済む可能性が高い。子どもは感染しにくく、重症化しない傾向にある」と指摘した。

 一方、高齢者や妊婦のほか、糖尿病、慢性心疾患、肺疾患などの持病がある人は重症化しやすく、外出時にマスクを着けるなど注意が必要という。「マスクを着けても、手洗いを徹底しなければ、目などの粘膜からウイルスが入ることがある。予防には頻繁な手洗いが最も有効。せっけんと流水で最低二十秒以上洗い、アルコール消毒もしてほしい」と呼び掛けた。

 十七日に厚生労働省が公表した医療機関受診の目安には「新型コロナウイルスは、発症から八日ほどで重症化するとされる。発熱直後に受診しても、診断がうまくいかないこともある。高齢者や妊婦、持病のある人は早期の受診を勧めるが、それ以外の人は(目安の通り)四日ほど様子をみてほしい」と促した。

 東京都内で新年会の参加者から感染者が出たことには「箸やトングの共有などは避けるべきだ。口に入れるものは煮沸消毒が有効で、洋服などは通常の洗濯でウイルスを洗い流すことができる」と説いた。

(久下聡美)

 

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