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静岡連載

新型コロナニュース 県内経済、広がる影響

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、静岡空港の中国便の定期路線が全て欠航するなど、県内でも経済への影響が広がっている。一方、菊川市は中国の友好都市にマスクを送った。

◆静岡空港 中国全8路線冬ダイヤ欠航

 県は十四日、中国東方航空の寧波線と北京首都航空の杭州線の欠航期間が延び、いずれも冬ダイヤが終わる三月下旬まで欠航すると発表した。静岡空港と中国大陸と結ぶ全八路線が冬ダイヤ期間中は欠航することになった。

 両路線は既に二月上旬から欠航しており、寧波線は三月十五日、杭州線は二月二十九日までの予定だった。三月下旬に冬ダイヤから夏ダイヤに切り替わるが、各社が夏ダイヤで運航を再開するかは未定。新型肺炎の拡散の影響による中国路線の欠航便数は二百五十八往復に上る。

◆日銀静岡支店 宿泊減個人消費を下方修正

 日銀静岡支店が十四日に発表した二月の金融経済動向によると、新型コロナウイルスによる肺炎の影響で、旅館やホテルの宿泊客数が減少していることなどから、個人消費を三年九カ月ぶりに下方修正し、「弱めの動きとなっている」とした。

 竹内淳支店長は新型肺炎の影響について「今のところは重症急性呼吸器症候群(SARS)の事例を念頭に影響は限定的との見立てが大勢だが、終息が長引けば輸出や工業生産へも影響を及ぼしかねない」と話した。

◆スズキ 常州工場の操業、再開延期

 スズキは十四日、中国の二輪車工場三カ所のうち、江蘇省常州市の工場の操業再開を三月一日以降にすると明らかにした。

 常州市当局が同日からの操業を許可したことを受け、今月十四日以降としていた再開予定を先延ばしにした。

 山東省済南市の工場は十日に操業を再開した。スズキ車をライセンス生産している広東省江門市の工場は二月下旬の操業再開を予定している。

◆清水港 クルーズ船、寄港24回中止

 県と静岡市は十四日、三〜十二月に予定していたクルーズ船「セレブリティ・ミレニアム」や「ノルウェージャン・スピリット」などの清水港への寄港二十四回分が中止になったと発表した。

 他に中止したのは、サファイア・プリンセスとクリスタル・シンフォニーで、いずれも肺炎拡大を受けたツアーの中止や配船・航路の変更が理由。現状で年度内に寄港を予定しているのは、国内ツアーの「セブンシーズ・ボイジャー」と「飛鳥2(ローマ数字の2)」の計三回分。

 

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