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静岡連載

新型コロナニュース 県内企業が対応を強化

◆中国渡航全面禁止など

 中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、県内の企業が対応の見直しを迫られている。中国に工場があるトヨタ自動車やホンダは、春節(旧正月)の連休明けの操業再開を延期する方針を決めており、取引がある部品会社に影響が広がる可能性がある。

 スズキは二十八日、武漢を対象としていた出張禁止地域を湖北省全域に広げ、中国全土への出張も控えるよう社内に通知した。

 ヤマハも同日付で中国全土への渡航を禁止。蘇州、杭州、天津の計四工場は、春節明けの操業再開予定を既に一週間延期して二月十日としたが、さらに遅れる可能性もあるとみている。

 ヤマハ発動機は中国本土への出張を、航空便の乗り継ぎも含めて原則禁止にした。上海と蘇州にある四拠点は、地元当局からの通達を踏まえ、春節明けの操業再開予定日を十日に延期した。

 ヤマハ発の広報担当者によると、中国には計十三拠点があり、春節で日本に一時帰国している駐在員は六十二人のうち四十人程度。蘇州では各国向けを含む二輪車部品を製造しており、「状況の変化を注視している」と話した。

 トヨタや現地の自動車メーカー向けに内装用表皮材を手掛ける共和レザー(浜松市南区)は、北京近郊の河北省廊坊市に工場を構える。「春節明けの再稼働を延期するメーカーが多い」(担当者)ため、各社の動向を踏まえて自社工場の再開時期を検討するという。

 クラッチ製造のエフ・シー・シー(浜松市北区)の広報担当者も「顧客の拠点の状況に応じて対応を考えていく」と話した。

(久下悠一郎、山田晃史、鈴木啓紀)

 

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