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静岡連載

天皇・皇后両陛下 ゆかりの人を訪ねて(2) 浜松市外国人学習支援センターの内山夕輝さん(42)

◆最もグローバルな方

日本語教室で天皇、皇后両陛下を案内する内山夕輝さん(中央奥)=浜松市西区の市外国人学習支援センターで(代表撮影)

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 「初めて天皇、皇后両陛下にお目にかかり、優しく温かいオーラに包まれていると感じました」。浜松市外国人学習支援センター(浜松市西区)で案内を務めた内山夕輝さん(42)は、そう振り返る。

 両陛下がセンターを訪問されたのは、二〇一八年十一月二十八日。まずは、南米系外国人学校「ムンド・デ・アレグリア学校」の子どもたちが出迎えた。お二人は「日本語は難しいですか」などと子どもたちに歩み寄り、声を掛けた。直後には、皇后さまが「外国人の方が、母国語で学べる図書館はあるんですか」などと質問。内山さんは「本当に鋭い内容で、子どもたちの成長に関心を寄せられている」とうれしく思ったという。

 内山さんが主に担ったのは、来日間もない外国人向けの日本語教室だった。この日は二十一人が出席。「できること」「できないこと」をテーマに、日本語で発表した。その後、お二人は各テーブルへ。ベトナムやカメルーン、ペルーなど八カ国の生徒たちに、母国や日本の生活について尋ねた。

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 また、皇后さまはフランス人男性にフランス語で話し掛けて周りを驚かせた。陛下が手を握ってくれたというブラジル人女性は感動したと振り返った。

 お二人の姿勢に間近で触れた内山さんは「いろんな国への知識があって驚きました。国際的なマナーや立ち居振る舞いをご存じで堂々とし、一人一人に関心を持って寄り添っていただけ、両陛下こそが最もグローバルな方だと思った」と話す。

 一九年四月末に、退位を控えていることについても言及。「公務は、体力も知力も備えていなければこなせずハード。今回のセンターの視察時間も予定より延びたので、いつほっと息をつけるのだろうと思った。今後も、何かを知りたいという関心は減らないと思うので、ご関心の赴くままに調べたり、気心の知れた人と話したりしてゆっくり過ごしてほしいと思います」と朗らかに話す。

(古根村進然)

 

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