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心のおと

一人はみんなのために

長野のリンゴ

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 ラグビーワールドカップ開催都市特別サポーターの任務が終了しました。期間中「レガシー」という言葉を聞かれたと思いますが、皆さんにとって、どんなレガシーが残りましたか?

 日本代表だけでなく、各国の素晴らしい選手たちの姿から多くのことを学びました。中でも試合開始前に、台風19号で犠牲になった人々へ黙とうをささげた姿と、試合が中止になったカナダ、ナミビアの選手が東北でボランティア活動をしたことには、熱く込み上げるものがありました。

 彼らの姿に突き動かされるように、閉幕の翌々日、被害の大きかった長野市赤沼地区でボランティア活動をしました。私のように一人で参加している人が多く、一人一人がみんなのために、誰かのために動いていました。まさに、ワンチーム。ラグビーの「一人はみんなのために」という精神は、プレーだけでなく、人としての姿勢でもある。私にとっての一番のレガシーは、この学びだったかもしれません。

 「みんな」とはチームメートだけでなく、勇気を与えたい人、元気を送りたい誰かのこと。その誰かのためにすることには、さまざまな方法があるでしょう。長野市はリンゴの産地。おいしいリンゴをいただくことも、誰かのためになるかもしれない。自分の世界を精いっぱい全うすることも、誰かのためになっているかもしれない。

 開催都市特別サポーターの任務は終わりましたが「誰かのためのサポーター」活動はこれからも続きます。

 

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