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くらしの知恵袋

バギーエクササイズ 私のジムはベビーカー

◆姿勢改善 産後の体すっきり

(上)ベビーカーを押して歩くポーズを見せる杉山和代さん。背筋を伸ばし、下腹部に力を入れることなどがポイント(下)体の側面を伸ばすストレッチ=御殿場市で

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 子どもの出産後、育児や家事の忙しさで運動不足に悩む母親は多い。そんな人は、ベビーカーを使って気軽に取り組めると注目されている「バギーエクササイズ」をやってみては。普及に取り組んでいる日本母子健康運動協会理事でフィットネスインストラクターの杉山和代さん(62)=御殿場市印野=に詳しく教えてもらった。

 バギーエクササイズは、同協会の大塚ひとみ代表理事が十年ほど前に考案。ランニング専用のベビーカーを使う「バギーラン」に、ストレッチの要素を取り入れる形でアレンジした。

 杉山さんによると、バギーエクササイズには産後の体力回復やストレス解消、筋力や柔軟性の向上の効果が期待できる。子育てでは、抱っこや授乳、おむつ替えをはじめ前傾姿勢になることが多いため、猫背になって肩こりや腰痛を発症しがちだが、これらの症状の改善にも役立つ。

(上)ももの裏側を伸ばすストレッチ(下)後ろ足のももの前側を伸ばすストレッチ=御殿場市で

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 杉山さんは県東部の子育てイベントなどで母親ら向けにバギーエクササイズを指導している。参加者からは「久しぶりに体を動かせて気持ち良かった」「肩こりがすっきりして体が楽になった」といった感想が多く聞かれるという。

 現在一歳八カ月の娘がいる記者も体験し、背筋を伸ばしてベビーカーを押して歩いたり、ストレッチをしたりした。ベビーカーが体を支えてくれる分、道具を使わない時よりもしっかりと体を伸ばせ、心地よい感覚を得られた。散歩をする最中にぜひやってみようという気持ちになった。

 杉山さんは「バギーエクササイズを親子で一緒に外に出て体を動かしたり、友人をつくったりするきっかけにしてもらいたい。体が元気になると、気持ちも前向きになれると思いますよ」と語り掛ける。

◆ワンポイントアドバイス「正しい体の構えを」

 杉山さんはバギーエクササイズをする際の注意点について「正しい姿勢が大事です」と指摘する。

 ベビーカーを押して歩く際は、ハンドルに手首が真っすぐになるよう置き、背筋を伸ばし軽く胸を張る。歩き出したら、下腹部に力を入れ、目線は少し前を意識する。

 ストレッチは、体の側面と脚を伸ばすものについて聞いた。体の側面を伸ばすものは、ベビーカーに対して横向きに立ち、ベビーカーに近い方の手でハンドルを握った後、握っていない方の腕を空に向かって高く上げる。

 脚を伸ばすものでは、前足のつま先を地面から離し、膝を真っすぐにすると、ももの裏側がよく伸びる。左右の足を前後に大きく開き、前足の膝を曲げると、後ろ足のももの前側や股関節に効果を実感できる。「少し意識を変えるだけで効果は全然違ってきますよ」

(佐久間博康)

 

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