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イチ推し

手作りコスメで肌活 安心 わたし色ルージュ

◆自然由来の材料 刺激少なく

配色した口紅の粉を型に流し込む参加者=浜松市西区で

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 自分の肌質に合った成分を選べる手作り化粧品に注目が集まっている。市販の化粧品でアレルギーを発症する人が増えているためだ。健康な地肌を保つために基本すっぴんの女性記者が、自然由来の化粧品を作っているサロン「ママと子どものためのスキンケア教室マラマ」(浜松市浜北区)を体験し、その魅力に迫った。

 浜松市西区の料理教室で六月末に開かれた出張サロンには、子育て中の女性ら七人が参加。肌育アドバイザーの藤田くみこさん(37)の指導の下、座卓を囲んで口紅作りが始まった。

 シアバターや蜜ろうをさじに入れ、ホットプレートに張った湯で溶かし、オレンジやピンクの色素を混ぜて好みの色にしていく。この日に用意されたのは暖色系の二十色で、私はオレンジベースにして型に流し込み、冷蔵庫へ入れた。

 手作り化粧品というと、科学的な難しいイメージを持っていたが、複雑な器具もなく料理のようだった。料理教室のベジタリアン昼食をほかの参加者と楽しみながら、冷えて固まるのを待った。計一時間で完成した口紅は、オレンジというより朱色だった。

 藤田さんは「一般の化粧品は保存料などが含まれているものも多く、アレルギーで肌に合わなくなることもある。自然由来なら刺激が少なく子どもでも安心」と語った。

 藤田さんは二十年前、ニキビ肌に悩まされてエステに数十万円を費やしたが思った効果は得られず、「化粧に頼るのではなく、自分の肌を強くしなければ」と自然由来の美容に転換。二年前に講座を開設して以来、アレルギー肌の人や、親子連れを中心に教室を開いている。

 参加者の一人、上野友希さん(36)は「微妙な好みを反映して自分だけの色が作れる。娘が興味を持つ年頃になったので、母子兼用で使うのにちょうどいい」と話した。

 藤田さんが所属する日本手作りコスメ協会(名古屋市)によると、三、四年前から手作り化粧品の講師や生徒が増えている。一方、動画サイトなどで紹介されるレシピでは、刺激の強い原料を多く入れてしまい、肌にトラブルを与えるケースも出ており、注意が必要だ。

 ママと子どものためのスキンケア教室マラマ 自然由来の材料を使った刺激の少ない化粧品の作り方を、依頼に応じて教えている。浜松市浜北区。価格は1人3000〜3500円ほど。美容液やアイシャドーも作れる。kumiko.docomo@gmail.com

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糸井絢子記者(報道部)

 エシカル消費(環境や社会に配慮した製品やサービスの消費)に努める23歳。動物実験なしのナチュラル(自然由来)化粧品は種類が少なく困っていた。手作りだったら好みに合わせられて製造工程も明白。安心なのでこれからも取り入れたい。

 

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