トップ > 静岡 > 地域特集 > 浜松歴史のとびら > 記事一覧 > 2019年の記事一覧 > 記事

ここから本文

浜松歴史のとびら

劇団たんぽぽ 子どもたちに笑顔と生きる力を

◆公演73年 4万4000回

小百合葉子

写真

 「♪た〜んぽぽ た〜んぽぽ わたしのたんぽぽ 歌で明るい朝がくる♪」

 劇団たんぽぽの団員が公演の終わりに歌う「たんぽぽの歌」が耳に残っている人も多いと思います。

 劇を通し、人の痛みを感じることができる子供、生きる力のあふれる子供に育ってほしいという願いは、全ての団員に引き継がれ、小中学校をはじめ、子供のいる所なら、たんぽぽの綿毛のようにどこまでも出掛け活動を続けています。

 劇団たんぽぽは、1946(昭和21)年、今の浜松市北区滝沢町に生まれた小百合葉子(1901〜86年)が、疎開先だった長野県で設立した児童向けの劇団です。今から73年前、戦後の混乱が冷めやらぬ中、「子供たちの笑顔を取り戻したい! 子供たちに夢と希望の種を!」と旗揚げしました。

いまも上演される「100万回生きたねこ」のワンシーン

写真

 53年に、活動の拠点を浜松市に移し、今では、北海道から沖縄まで全国で公演をしています。創立以来の公演回数は、ことし3月現在で約4万4千回に及び、海外公演で中国や韓国を訪れたこともあります。

 劇団は、浜組、松組、風組の3班で構成され、幼稚園や親子、高校生以上の一般を対象とした公演も行っています。毎年、春か夏に新作を制作します。舞台の内容から衣装、小道具まで、全て団員が作ります。本番の公演も、照明、音響、舞台の組み立てもします。

 2012(平成24)年には、心豊かでたくましい子供たちの育成に貢献してきたことを評価され、児童向けの劇団としては、全国で唯一、内閣府より公益社団法人に認定されました。

<もっと知りたい人へ>

問い合わせ先:劇団たんぽぽ本部:浜松市東区子安町323―3 劇団たんぽぽホームページ

新作公演:「くぐつね山の不思議な夏」9月23日

写真
 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

中日新聞しずおかの記事はこちら

新聞購読のご案内

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索