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地域がつなぐ仲間たち

ツリークライミング 響樹 広がる未知の世界

ロープを使って木に登る子どもたち

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 高さは地上十メートル。開けた視界。子どもの表情から緊張が抜け笑顔が咲いた。富士山や駿河湾に、普段暮らす町並みまで見渡す限り広がる。

 「自然体験活動 響樹(ひびき)」は二〇一〇年から藤枝市を中心にツリークライミング体験を行う。数百キロの重さも耐えるロープと、幅数十センチの専用の安全帯などを使って木に登る。対象は六歳以上で、親子での参加も多い。

 体験会の目標は「木と友達になる」こと。クスノキやカシノキなど登る木にあいさつすることから始まる。幹から分かれた太い枝にロープを垂らし、たぐり寄せることで上昇する。

 「理屈とこつが分かれば子どもでも数分で登れるようになる」と話すのは、代表の望月治さん(49)だ。市内で造園会社を営み、ツリークライミングは仕事でも重宝。だからこそ安全性には絶対の自信を持つ。

 小さなビルより高い場所につり下がる。日常生活ではあり得ない経験。親の心配をよそに子どもたちはどんどん上へと登っていく。何度も参加する子どもも多い。

 望月さんは体験を通し「子どもには『自然を大切にする心と自分の力を信じること』、大人には『子どもが大きな可能性を秘めていること』を知ってほしい」と願っている。

 毎月第三日曜日、藤枝市若王子の蓮華寺池公園で体験会を開催する。定員は八人で参加費二千五百円。(問)響樹=054(639)1966

(牧野新)

 

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