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地域がつなぐ仲間たち

NPO法人オールしずおかベストコミュニティ 障害者の活動を支援

今年2月にあった障害者モデルファッションショー=静岡市葵区で

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 県の委託を受け、障害者の就労や工賃アップ、文化芸術活動を支援し、障害者と地域、企業をつなぐ橋渡しを続けている。

 障害者が自立するには、働いて賃金を得ることが不可欠だ。事務局長を務める鈴木良夫さんは「月収を三万円にしたいと活動しているが、現状は一・五万円。この十年で三千円しか上がっていない」と説明する。授産品の品質向上や販路の拡大など売り上げ増に知恵を絞る。

 障害者の就労先確保のため、営業や経理など企業の第一線で活躍してきた「コーディネーター」が民間企業を訪問している。二〇一八年度の実雇用確認数は五百八十一人と四年前に比べ二・五倍の結果を残した。

 二〇年開催の東京五輪・パラリンピックに合わせ、県は文化芸術活動の支援に力を入れる。一八年度より障害者文化芸術活動支援センターの運営を受託し、障害者の創作支援にも重点を置いている。

 今年二月、静岡市葵区で開いた「障害者モデルファッションショー」は多くの観客を集めた。ショーを企画運営した支援コーディネーターの藤田博史さんは「デザインを専攻する専門学生がメーキャップに協力してくれたほか、衣装の提供もあった。出演者も『社会に認められた』と自信を深める機会になった」と振り返る。

 センターの開設一周年を記念し、九月十五日午後、JR静岡駅北口地下イベントスペースで第二弾のショーを開く。当日出演するモデルを募集している。(問)同センター=054(251)3520

(沢田佳孝)

 

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