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地域がつなぐ仲間たち

静岡県油彩美術家協会 芸術交流 裾野広げ

本展の会場で仲間の発表作品を鑑賞する八木健一会長(右)ら=静岡市駿河区で

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 プロの画家から趣味で油絵を描く人まで、県内在住の絵画愛好家、百五十人が所属する。県立美術館(静岡市駿河区)で開催する本展をはじめ、県内の美術館での発表会を通して、芸術に親しむ人の裾野を広げることを目指している。

 会員は二十〜九十代と幅広く、定年退職者もいれば、会社員や教師、主婦とさまざま。作品のテーマも抽象や人物、風景と多彩だ。八木健一会長(69)=牧之原市=は「人が多様であるように、表現も多様な方がいい。絵を描くこと、見ることは、技術も年齢、性別も関係ないところが魅力」と話す。

 発足は一九七二年。県内の美術教師ら二十一人が集まって、油絵を発表し合ったことがきっかけだった。新素材の絵の具開発など時代の流れとともに、アクリル画といった油絵以外の作品に挑戦する会員も出てきた。美術家団体の中には流儀を確立している団体もあるが「流派を超えて集まることに意味がある。プロアマが同じ土俵で交流することで、互いの勉強になる」と八木会長は力を込める。

 今年の本展は、十五日まで県立美術館で開催している。会員らが各一点、計百四十六点を出品。人の感情を色の濃淡で表現した一枚や、家族だんらんの一場面を切り取った作品もある。

 東、中、西部の三地域に分け、各地区での展示会も開いている。本展や展示会は、会員以外の出品も受け付けている。(問)八木会長=0548(52)1252

(岸友里)

 

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