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地域がつなぐ仲間たち

NPO法人三保の松原・羽衣村(静岡市清水区) 景観守り文化広め

三保松原で草取りや松葉かきに汗を流す深見幸男さん(左)、望月正光さん=静岡市清水区で

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 富士山と海と緑のマツが絶景を織りなす「三保松原」(静岡市清水区)。富士山世界文化遺産を構成する景勝地は松枯れの被害に悩まされてきた。松原の美しさを保とうと草取りや松葉かきを続けている。

 五日早朝、法人理事の深見幸男さん(87)=清水区=とボランティアの望月正光さん(73)=同=は清掃に汗を流した。生い茂る雑草を刈ったり、松葉をかき集めたり。松葉は放っておけば腐葉土化して雑草が繁殖する。望月さんはマツの周りに生えるチガヤを根から刈り取りながら「退治するのが大変だよ」と話した。

 法人は三保松原の景観や文化を広める目的で発足。松枯れし、荒れていく松原を守ろうと、二〇一〇年に清掃活動を始めた。深見さんは「キノコなどの菌根菌が共生するようになってきた。マツが強くなってきた証拠だ」と成果を語る。

 活動は毎週水、土曜の午前。基本は二人で作業する。「前は十人くらい、いたけれど、だんだん減っちゃって」と望月さん。定年退職後にテレビで保全活動を知り、作業に加わった。

 深見さんは「高校生や地元の企業が参加してくれることもある。近所の方にもPRしていきたい」と話す。参加希望や問い合わせは静岡市三保松原文化創造センター「みほしるべ」=電054(340)2100=へ。 

(三宅千智)

 

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