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地域がつなぐ仲間たち

「YokaYoka」(静岡市葵区) ゲームで憩いの場

ゲームに熱中する参加者=静岡市駿河区で

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 「やったー」「うわ、負けた」。十〜四十代の学生や社会人九人が声を大にして笑う。男性らが熱くなっているのは海外のボードゲームやカードゲームで、サイコロを振ってコマを進めたり、カードを出し合ったり。「みんなのゲームクラブ」は、誰もがゲームに夢中になって興奮できる空間だ。

 前田嶺代表(34)=静岡市清水区=が二〇一七年に立ち上げた。障害のある子どもを支援するデイサービスで勤務していた際、「障害者は余暇の選択肢が少ない」と感じたことがきっかけ。まずは障害者向けの余暇活動の場をつくろうと、子ども向けの遊び場「スヌーズレン」を始め、その後、障害の有無にかかわらずゲームする「みんなのゲームクラブ」を月一、二回開くようになった。

 スヌーズレンは、色が変わる光ファイバーやチューブが置かれた中で、触る、見る、聴くという五感を使って重度の障害がある人を癒やす。これまでに百人以上が利用し、「家みたいに落ち着けた」「子どもがこういう遊びが好きと初めて知った」という声が届いた。

 昨年八月から始まったゲームクラブは、「『楽しい』を共有できるみんなの『居場所』へ」との思いから。参加者がゲームを持ち寄り、複数人でプレーするゲームを通し、参加者同士の出会いを大事にする。

 活動を知ってもらい、触れ合いの機会を増やすことを目指す。前田代表は「居心地が良いとか、楽しいと思ってもらえれば良い。家や学校以外の憩いの場にしたい」と夢を抱き、奮闘を続けている。

(福島未来)

 

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