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清香探撮(せいこうたんさつ)

伊豆 (3)ガラスの町 炎と技 溶け合う逸品

グローリーホールで熱せられ姿を現した富士山のガラス作品=西伊豆町宇久須で

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 西伊豆町宇久須はガラスの原料となる珪石(けいせき)の産地。多くの板ガラスが作られてきた。採掘の幕は閉じたが、ガラス文化の発信地を残そうと旧賀茂村が作家の定住支援を始め、何人ものガラス作家がいまも町に暮らす。

 吹き竿(ざお)の先端に溶けたガラスを付けて息を吹き込むと、風船のように膨らんだ。生島賢さん(48)のガラス工房「ゴリラ・グラス・ガラージ」。ガラスを溶かす溶解炉と、ガラスを成形する再加熱炉のグローリーホールは一二〇〇度の高温。

 専用の器具で形を整えた生島さんは「木のパドルや紙リン、蜜ろうが焦げるにおいもするよ」。やがて魔法の手にかかったように溶けたガラスは一つの作品になった。

写真・文 立浪基博

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