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地元産木材使用の五輪選手村 浜松市長ら内覧

選手村交流施設を内覧する鈴木康友浜松市長(右)と池谷晴一小山町長=29日、東京都中央区晴海で

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 東京五輪・パラリンピックの選手村交流施設「ビレッジプラザ」(東京都中央区晴海)が二十九日、報道関係者に公開された。建築に使用した木材を提供した全国六十三自治体の首長を招いた式典もあり、県内からは鈴木康友浜松市長や池谷晴一小山町長らが出席。館内を内覧し、地元産の木材が使われた柱や床を確認した。

 ビレッジプラザは、選手らの宿泊棟が並ぶ地区の玄関口に位置し、昨年十一月に棟上げした。木造平屋の五棟で計五千三百平方メートル。雑貨店やカフェも入り、四月の完成に向けた内装工事が始まっている。各国の選手や大会関係者の交流スペースとなり、選手の家族も利用する。記者会見場にもなり、世界中のメディア関係者が出入りする。

 大会組織委員会は、六十三自治体から提供された木材計千三百立方メートル(約四万本)を使って建築した。うち県内分は県(七地域)、浜松市、静岡市、小山町の計八十三立方メートル。いずれもメディアセンターが入る棟に利用された。県内の市町では浜松市が最も多く、国際基準を満たした森林管理を示すFSC認証の天竜スギを三十二立方メートル(千四百三十六本)を調達した。

 使われた木材は大会後、各自治体に戻され、レガシー(遺産)として再利用されることになる。

 鈴木市長は「送り出した木材が形になり、感無量。(木材に記された)浜松の文字は目立つ場所に並んでおり、天竜材を大いにアピールできれば」と期待した。小山町は五立方メートルのスギを提供しており、池谷町長は「会場のすごさに驚いた。世界中の方が訪れる施設に地元材が使われることは大変なこと」と喜んだ。

(原一文)

 

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