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ジュビロ磐田 鈴木さん11年ぶり復帰

選手らの動きを見守る磐田の鈴木政一強化本部長=鹿児島市で

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 ジュビロ磐田の黄金期を監督などで支えた鈴木政一さん(65)が今季、二〇〇九年以来、十一年ぶりに復帰、強化本部長に就任した。鈴木さんは鹿児島キャンプを視察、「磐田が攻守に積極的なサッカーができるように全面的に支えていきたい」と抱負を語っている。

 鹿児島キャンプで、三十年以上の指導歴をもつ鈴木さんの柔らかい視線がじっと、選手を見守る。そこには、後輩らに対する愛情とともに、問題点などを探る観察力があった。鈴木さんは「今の良いところも悪いところも見えてくる。中長期にわたって強いチームを維持するためには、育成年代の強化というのが絶対に不可欠だと思う」と持論を語った。

 鈴木さんは磐田の前身のヤマハ発動機出身。引退後、磐田トップコーチを経て、〇〇年に磐田監督に就任。〇二年は第一、第二両ステージを制覇するなど、実績を残した。磐田を離れた後も、日体大監督、U−20(二十歳以下)日本代表監督などを歴任。カテゴリーを問わず、安定した成績を残すことには定評がある。

 磐田の運営会社「ジュビロ」の小野勝社長(61)は鈴木さん起用の理由を「豊富な経験と、ジュビロに対する深い愛情がある」と説明。「育成、普及、全てのジュビロのサッカー軸を、中長期的な視点に基づいて、立て直してもらいたい」と話している。

(川住貴)

◆期待の藤川 鋭いドリブル

ゲーム形式の練習でフォルリン選手と競り合う藤川虎太朗選手(右)=鹿児島市で

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 サッカーJ2のジュビロ磐田は二十八日、鹿児島市鴨池陸上競技場で、鹿屋体育大との練習試合(二十九日・同競技場)に備えた戦術練習を行った。若手の成長株、MF藤川虎太朗選手(21)には、得点に絡む動きが求められる。

 同選手は、プロ四年目。高い技術に加え、ゴール前での変化に富んだ動きが特徴。昨年の二十七節でリーグ初出場。二十八節から最終戦まで、七試合連続で先発出場、フベロ監督(45)の信頼をつかんでいる。

 鹿児島キャンプでも、切れ味鋭いドリブルから、何度も、ゴールに絡むシーンを演出している。とりわけ、FWルキアン選手(28)との息の合った連係プレーは、見ものだ。ただし、磐田の中盤の定位置争いは、競争が激しい。

 藤川選手は「厳しい競争の中から、結果を残したい。僕たち若手が、J1復帰を目指す磐田を支える力になりたい」と意欲を燃やしている。一方、磐田は鹿屋体育大との練習試合で、キャンプで培った成果を出せるかも興味深い。

 鹿屋体育大は九州大学リーグ一部に所属、全日本大学選手権大会の常連校。

(川住貴)

 

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