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日本平ロープウェイに6代目 久能山へ新ゴンドラ

新しいゴンドラの運行初日の乗客ら=静岡市清水区の日本平駅で

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 日本平(静岡市清水区)と久能山東照宮を結ぶ「日本平ロープウェイ」のゴンドラ二台が二十六日、老朽化のため、約三十年ぶりに新しく入れ替わった。一九五七年の開通からは六代目となる。

 外装のデザインは、徳川家康をまつる神社への道のりを厳かな気分で向かってもらおうと、大名が移動のために乗っていたかごをイメージ。家紋の三つ葉葵をドアの中央に施した。日本平の山並みや駿河湾の景色を堪能できるよう、窓ガラスは先代より大きくした。

 ゴンドラは、オーストリアのカルバテック社製。運営する静岡鉄道によると、安全性を評価する欧州基準は厳しく、頑丈でゆがみが生じにくい利点がある。カルバテック社の採用は、山頂駅と山麓駅を同時に発車する複線交走式では国内初という。

 五九年に入社し、初代のゴンドラから運行に携わった板垣征夫さん(78)は「外国製は窓が広くてスマートな感じ。現役のときは運転室から日本平や駿河湾を毎日見ていたが、この景色はやはり最高だね」と笑顔で話した。

 二〇一九年の三が日は、一万二千人の初詣客がロープウエーを利用した。新年に向け、杉本潤営業所長は「より安全なゴンドラで、久能山東照宮への空中散歩を楽しんでほしい」と話した。

(保坂千裕)

 

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