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「地球守れ、未来守れ」 浜松開誠館中高400人行進

列になって行進し、声を上げる生徒ら=6日、浜松市中区で

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 「地球を守れ、未来を守れ」−。浜松市中区の浜松開誠館中・高校の生徒約四百人が六日、市民に気候変動の深刻化の危機を訴えようと、同市の中心市街地を練り歩き、声を合わせた。スウェーデンの少女、グレタ・トゥンベリさんに始まり、世界で広がる子どもたちの地球温暖化対策強化への呼び掛けに呼応し、生徒が自発的に始めた。

 生徒たちは「STOP 温暖化」と書いた段ボールや地球に模した青い風船を掲げて行進。浜松市役所にほど近い同校から繁華街を周り、浜松城公園までの道のりを約三十分かけて歩いた。沿道では立ち止まって写真や動画を撮る人の姿も見られた。

 四百人規模の行進は、九月の国連気候行動サミットに合わせて初開催して以来二回目。同校グローバルコースの有志と生徒会が中心となって企画した。前回は、同市の鈴木康友市長に事業運営を100%再生可能エネルギーで調達することを目指す「RE100」の推進などを要望する提言書も手渡した。

 リーダーを務める高校部二年の宮田小町さん(16)は先月末、台風19号の被害を受けた長野市でのボランティアに参加。深い爪痕に「ショックを受けた」。被災から一カ月以上たってなお道路や側溝にたまる泥を片付ける中で、気候変動への危機感はさらに高まった。

 今後は他校とも連携を図り、二〜三カ月に一度のペースで活動を続ける。「グレタさんみたいなやり方はできないけど、自分たちのやれることをしっかりやっていきたい」。川勝平太知事宛てに面談を求める手紙を送っており、「RE100の推進や化石燃料の使用を減らせるよう協力を求めていきたい」と話した。

(酒井大二郎)

 

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