トップ > 中日新聞しずおか > 静岡写真ニュース > 記事

ここから本文

静岡写真ニュース

キャンプ地市民、いざエコパ ラグビーW杯・南ア−伊

南アフリカに声援を送る浜岡北小の児童ら4日、袋井市のエコパスタジアムで

写真

 ラグビーワールドカップ(W杯)の楽しみは日本戦だけではない。先週の日本−アイルランド戦に続き、四日に南アフリカ−イタリア戦が行われたエコパスタジアムには、県内で両国の選手が練習した公認キャンプ地の市民らが大勢集まり、大きな声援を送った。

 一次リーグB組で決勝トーナメント進出を争う両国。南アフリカは御前崎市で、イタリアは静岡市でこの一戦のために調整したり、市民と触れ合ったりした。

 「ミナミ・アフリカ! ミナミ・アフリカ!」。この日、御前崎市浜岡北小学校の五年生三十人はスタンドで南アフリカの国旗を振り、リズムに乗せてエールを送った。赤堀海侍(かいじ)君(10)は初めてのラグビー観戦。「世界レベルの選手のぶつかり合いは迫力があった」と目を輝かせた。

一戦を見守ったイタリア出身のステファノさん(中央)=4日、袋井市のエコパスタジアムで

写真

 南アフリカは九月末ごろ同市にキャンプイン。クワッガ・スミス選手(26)=ヤマハ発動機=らが今月二日、同小を訪れ、パスやラインアウトを披露したり、児童と綱引きを楽しんだ。増田光宇(こうじ)君(10)は「交流した選手たちの活躍が見られてうれしかった」と喜んだ。

 静岡市清水区でイタリア料理店を経営するイタリア出身のベルソッティ・ステファノさん(58)は、家族らと一緒にスタンドで見守った。イタリアが3−49の大敗に終わり「南アフリカのディフェンスを崩せなかった。残念です」と肩を落とした。

 ステファノさんは市民有志の一員として、JR静岡駅前の徳川家康像に日本とイタリアのユニホーム模様の陣羽織を着せ、応援ムードを演出。来日から二十四年がたち「心は日本人」。「今回の日本は強豪国に負けない強さがある。決勝トーナメントに進んでくれると信じてるよ」と、五日にサモア戦を控える日本の躍進に期待した。

(坂本圭佑)

◆場外も熱気最高潮 飲食ブースに浜松餃子

南アフリカ−イタリア戦を前に、盛り上がる大勢のラグビーファン

写真

 エコパスタジアム最寄りのJR愛野駅前には二十一の飲食ブースなどが並ぶ「おもてなしエリア」が設けられ、地域の人や外国人でにぎわった。

 県によると、日本−アイルランド戦では六割弱がJR愛野駅を利用した。この日は晴天に恵まれ、昼から多くの客が訪れ、ビールや浜松餃子(ギョーザ)を楽しんだ。

 袋井市の山田卓也さん(66)は妻と来場。当日券販売が中止になり、チケットを買えなかったが「雰囲気だけでも味わいたくて」と飲食ブースに立ち寄った。「外国人の方も多くて開放的。一生に一度の思い出になる」と笑顔を見せた。

 スタジアムまではボランティアが誘導し、「エコパへようこそ」と呼び掛けた。メキシコ人のルイス・ミゲル・デュロンさんはスタジアム前の看板で、おじぎのポーズで記念撮影。「安全で良い環境だ。エキサイティングだよ」と語った。

(鈴木凜平)

 

この記事を印刷する

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索