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清水PK戦制す 天皇杯静岡ダービー

磐田−清水 後半終了間際、シュートを打つ清水・ドウグラス選手(中央右)。同点のオウンゴールを誘った=18日、ヤマハスタジアムで

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 天皇杯第九十九回全日本サッカー選手権大会四回戦、ジュビロ磐田−清水エスパルスは十八日、磐田市のヤマハスタジアムで行われ、1−1の同点から延長戦でも決着がつかず、PK戦で清水が磐田を4−3で下し、十月二十三日の準々決勝に駒を進めた。

 自身にも、チームにも意義ある勝ちだった。PK戦までもつれ込んだ静岡ダービーマッチは、清水のGK西部選手がPKを二本止めて勝利した。八月十七日のホーム戦で8失点を喫して以来、スタメンを外れていたチーム最年長のGKが、歓喜の輪の中心でガッツポーズをした。

 1点をリードされた後半ロスタイムに、劇的ゴールで追いついた清水。流れを呼び戻したが延長では足が止まり、勢いづく磐田に押された雰囲気の中でPK戦に。相手一人目が決める一方、味方選手は外した。「リラックスして入れていた。いいイメージしかなかった」。西部選手はプレッシャーがかかる二本目を見事セーブ。三本目も、ベテランらしく相手のシュートコースを完璧に読んでブロックし、勝利をたぐり寄せた。

 勝利の立役者は試合後、「納得のいかないプレーが続き、もどかしかった」と吐露。「思い入れの強い試合で結果が出せてホッとしたのが率直な気持ちです」と振り返った。最後に「リーグ戦につながる勝利だった。終盤にかけて今日を思い出し、必死こいて戦いたい」と力を込めた西部選手。宿敵相手にしぶとく追いつき勝利した一戦は、リーグ戦にも好影響を及ぼすに違いない。

(高橋貴仁)

◆勝利目前、磐田逃げ切り失敗

PK戦で清水に敗れあいさつに来た磐田の選手たち(左下)に厳しい声を投げかける磐田サポーターら=18日、ヤマハスタジアムで

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 悔しさの募る敗戦。先制しながら、後半ロスタイムに追いつかれたことが敗因となった。

 磐田が1−0のまま試合は後半ロスタイムに突入していた。ここは、サイドなどで時間をつくり、逃げ切りを図りたいシーン。ところが、磐田はとどめの2点目を取ることに執着、清水に同点に追い付かれた。

 磐田のフベロ監督は、清水との静岡ダービーマッチを「特別な試合」と位置付け。主に攻撃面での改善をテーマに練習を行ってきた。清水戦で、先制逃げ切りというパターンを狙っていたからだ。しかし、勝利を目前にしての逃げ切り失敗は、敗戦へと結び付いた。

 J1最下位に苦しむ磐田。清水戦での勝利を浮上のきっかけにしたいもくろみは、もろくも崩れた。先制点のMF松本選手は「後半ロスタイム、試合の終わらせ方で、チームの意思統一ができなかった」とうつろな表情を浮かべた。

(川住貴)

 

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