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電波望遠鏡が里帰り 焼津・科学館で除幕式

◆世界的製作者・法月さん作

入り口前に設置された8素子電波望遠鏡=ディスカバリーパーク焼津天文科学館で

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 焼津市出身で世界的な望遠鏡製作者として知られる法月惣次郎(のりづきそうじろう)さん(一九一二〜九五年)が作った「8素子電波望遠鏡」が、四十年ぶりに地元に戻ってきた。ディスカバリーパーク焼津天文科学館に設置され、四日に除幕式があった。

 8素子電波望遠鏡は高さ約二メートルで、上部に八つのアンテナが横一列に並んでいるのが特徴だ。

 宇宙からの電波を受信し、天体の変化を知るのに役立てる。

 当時、早稲田大専任講師だった大師堂(だいしどう)経明さん(現名誉教授)の依頼を受け、四十年前に法月さんが製作。完成後は早大に設置され、大学の改修に伴い、大師堂さんが焼津市に移設を持ち掛けた。

 除幕式では、福与直己副市長が「法月さんの偉業を顕彰し、子どもたちの科学への探求心を育んでいきたい」と話した。

 同館によると、法月さんは一九五一年に日本初の赤道儀式パラボラ電波望遠鏡を製作。その後も三百台以上の望遠鏡を作り、国内外で高く評価された。8素子電波望遠鏡は今でも観測に使うことができ、同館は望遠鏡を活用した教室を開催する予定。

(佐野周平)

 

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