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友情のダブルハルカヌー 三遠南信中学生交流

◆三ケ日青年の家、9年前事故の教訓胸に

力を合わせてダブルハルカヌーをこぐ浜松市、愛知県豊橋市、長野県飯田市の生徒=浜松市北区三ケ日町で

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 浜松市、愛知県豊橋市、長野県飯田市の中学生が一泊二日で友好を深める「三遠南信中学生交流会」が三十日、浜松市内で始まった。三市の公立・私立中学二年生約百四十人が、北区三ケ日町の県立三ケ日青年の家に面する浜名湖でダブルハルカヌーに挑んだ。

 交流会は三市の持ち回りで一九九九年以来続いている。三市の中学生が混成で各艇に八〜十人ずつ乗り込み、「そーれ!」の掛け声を合わせてオールを動かし、二十分ほど汗を流した。

 浜松市中部中・會田羽那さんは「カヌーは初めて。浜松市(の生徒)は一校一人の参加。最初は心細かったけど、すぐにうち解けて部活や勉強について話し合えた」と笑顔をみせた。

 青年の家では、二〇一〇年六月に豊橋市章南中一年の西野花菜(かな)さん=当時(12)=がカッターボート乗船中に転覆で命を落とす事故があった。安全性・安定性に優れるダブルハルカヌーが一七年、国内の青少年教育施設として初めて導入された経緯がある。

 豊橋市東部中の尾崎泰祐さんは「波があって最初は怖かったが、最後はうまくできた」と話し、九年前の西野さんの事故についても「改めて考える機会になった」と振り返った。三十一日は、浜名湖地域の産業について学び、スズキ歴史館(南区)を見学する。

(武藤康弘)

 

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