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浜松出身2選手が躍動 高校野球静岡大会決勝

優勝し肩を抱き合う捕手・小岩和音主将(左)と一塁手・夏目武尚選手

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◆好リード「小岩」 「夏目」ヒット激走

 静岡市の二校が甲子園をかけた一戦で、浜松市出身の選手たちが輝きを放った。静岡の不動のレギュラーとして活躍した夏目武尚一塁手(三年、浜松市三ケ日中、浜松シニア出)と小岩和音(あのん)捕手(三年、浜松市富塚中出)。二十九日の決勝でも勝利に直結するプレーを見せた。

 夏目選手は2点差を追う七回、1死一、二塁から反撃ののろしを上げる中前適時打を放った。続く仲間の打席で「打った瞬間、絶対かえろうと思った」と二塁から快足を飛ばし、逆転のホームを踏んだ。

 バットには中学時代の仲間の思いものせていた。試合の前日、自身のスマホに浜松シニアで一緒にプレーした同級生十五人全員から、次々と激励のメッセージが届いた。「絶対勝てよ」。掛川西や浜松商、静清などで主力を担った選手たちからの言葉に奮い立ち、クラブを代表する思いで打席に立っていた。

 主将も務める小岩捕手は、疲労の色濃い先発エースが序盤で崩れ、二回限りで降板しても慌てなかった。この日、公式戦で二試合目の登板となった二番手の二年生投手を、変化球をうまく使ってリードし、七回までを無失点。八回から引き継いだ三番手も相手に得点を許さなかった。「それぞれの良いところを引きだそう」と心がけたという。

 慣れない寮暮らしも、同郷の仲間がいることで寂しさがやわらいだ。夏目選手は「『だら』とか『だに』とか、浜松の方言は二人だけしか通じ合わない」と笑い、互いに励まし合い、高め合ってきたチームメートの存在を誇った。

(酒井大二郎、谷口武)

 

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