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浜松の「オグショー」 商用車改造し発売

小型貨物車規格のピックアップトラックを披露するオグショーの小栗伸幸社長=浜松市中区で

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◆4ナンバーのピックアップトラック

 自動車の架装を手掛けるオグショー(浜松市東区)が、ワンボックスの商用車を改造した小型のピックアップトラック「ハイエースWピックアップ・トランスポーター」を発売した。取り回しが楽で維持費も安い「4ナンバー」(小型貨物自動車)の規格に収まるのが特長。仕事に趣味に、個性的な車を求める人らに売り込む。

 ベース車両はトヨタ自動車の「ハイエース」。ボディーの後部の上半分をカットし、奥行き百六十二センチの荷台を設けた。長さ四百六十九センチ、幅百六十九センチ、高さ百九十五センチで、乗車定員は五人。

 荷台の後部パネルを倒すと奥行きは二百十五センチとなり、オフロードバイク三台が収納できる。小栗伸幸社長は「車検に通って公道を走れる新車はうちだけ」と胸を張る。

 ピックアップトラックは乗員スペースの後ろに開放式の荷台を備えたトラックを指す。業務用のほか、バイクやマリンレジャーを楽しむ人らが愛用している。

 ただ、オグショーによると、小型貨物のピックアップトラックは二〇〇〇年代にトヨタが「ハイラックス」を生産終了後、国内では販売されていない。メーカーは同トラックの人気が高い北米向けなどに一回り大きな車を生産している。

 乗用車に比べ、貨物車は税金や高速道路料金、保険などの費用が安い利点もあるため、小栗社長は「世界サイズでは駐車場や狭い道で困る。日本にとって必要な車」と確信し、一五年ごろから開発に挑んだ。

 荷台に鉄製の補強材を入れるなどして国土交通省の強度試験を通過し、一七年に改造車の展示会「東京オートサロン」に出展した。しかし、ベース車両のハイエースが一部改良されたため、強度試験や試運転を一からやり直し、ようやく発売に至ったという。

 価格はガソリン車が登録諸費用を除いて六百十七万七千六百円、ディーゼル車が同六百六十九万六千円から。小栗社長は「仕事でおしゃれに店をアピールする人や、趣味でアウトドアやスポーツをしている人に、個性あふれる車として選んでもらいたい」と話した。

(山田晃史)

 

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