トップ > 中日新聞しずおか > 静岡写真ニュース > 記事

ここから本文

静岡写真ニュース

優美ガンダーラ彫刻展 磐田の美術館

ガンダーラ仏教美術の展示品の特徴を説明する田辺勝美さん=磐田市のシルクロード・ミュージアムで

写真

 磐田市上野部の私設美術館「シルクロード・ミュージアム」の春期特別展「ガンダーラ仏教彫刻展」(中日新聞東海本社共催)が二十三日、開幕する。一〜四世紀にパキスタン北部のガンダーラ地方で栄えた仏教美術を象徴する仏陀(ぶっだ)の石像や石盤図などの出土品計二十三点を展示する。六月二日まで。

 岩を削ってかたどった仏陀の立像や弥勒菩薩(ぼさつ)の肖像、仏陀の誕生から死までを四面で表現した仏伝図や涅槃(ねはん)図、楽園図などが並ぶ。しっくいで作られた仏頭や、仏陀の舎利を納めたろう石製の仏塔モデルといった珍しい出土品も紹介する。いずれも二、三世紀にギリシャやローマの写実的美術の要素を取り入れて作られ、日本の仏教芸術の源流になったとされる。

 監修した元金沢大文学部教授の田辺勝美さんは「ローマ彫刻をほうふつさせる優美で典雅な造形。来世への幸せを願った当時の仏教徒の遺産でもある」と話している。入館料は一般九百円、中・高生五百円。毎週月曜休館。(問)同ミュージアム=0539(63)5050 

(夏目貴史)

 

この記事を印刷する

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索