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田沼意次公の壁画 相良高美術部員ら修復

相良高美術部の部員らが修復した壁画=牧之原市の相良港で

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 現在の牧之原市相良に相良城を築いた相良藩主で、江戸幕府の老中も務めた田沼意次(一七一九〜八八年)をテーマにした壁画の修復が終わり、十五日に相良港でお披露目された。

 二十数年前に防潮堤に描かれた壁画で、色落ちが目立っていたため、意次の生誕三百年記念事業として地元の相良高校美術部に塗り直してもらった。

 壁画は高さ三メートル、幅八十メートルほどで、意次の肖像画や相良城、城周辺の城下町などが描かれている。美術部員十四人が昨年八月から、月に数回の頻度で作業を重ねてきた。かつての壁画では晩年の肖像画が描かれていたが、市史料館に展示されている掛け軸を参考にし、相良藩主時代の肖像画に描き直した。

 除幕式では、美術部長で二年の西村円さんらが壁画に掛かった幕を下ろすと、来場者から拍手が上がった。記念事業実行委の河野研司委員長は「非常に立派な作品。観光名所として宣伝していきたい」と感謝の意を表した。西村さんは「長い時間をかけ、皆で協力して仕上げた。多くの人に見てもらい、歴史を感じてほしい」と話した。

(佐野周平)

 

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