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積み木に夢中 清水区で「オトナのあそび」

◆お酒を傾け、同じ空間共有

園田英史さん(中)を中心に積み木ドームを作る参加者=静岡市清水区草薙の草薙バランス接骨院で

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 静岡市の接骨院長やカフェ経営者らが四日夜、静岡市清水区草薙の草薙バランス接骨院で、仲間ら二十人ほどに呼び掛け、「オトナのつみきあそび」を開いた。仕事帰りの大人たちが、お酒を片手に、和気あいあいと積み木遊びに夢中になった理由とは…。

 「ドームを作ろう」。目の前に散らばる正方形や長方形の積み木二千個を、十八人が慎重に積み上げていく。どんどん高くなると「高い」「高い」と笑い合い、背伸びしながら積み木を載せる。

 県内外で積み木遊びの楽しさを伝える会社経営、園田英史さん(55)=清水区中之郷=を中心に二メートル超の大型ドームを完成させると、歓声が湧いた。

 主催したのは「オトナのアソビバ草薙総本部」。園田さんや接骨院院長の新津栄さん(41)=葵区古庄、草薙でカフェを経営する浅井一朗さん(48)=清水区中之郷=らが発足させた。

 美術館や大学などが集積する草薙地域ならではの文化的な遊びをと、これまで読書会やワインの試飲会、一からかるたを手作りする会、消しゴム飛ばし大会などを数カ月に一回のペースで開いた。

通り穴も作った約2メートルの積み木ドーム=静岡市清水区草薙の草薙バランス接骨院で

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 子どものころ親しんだ「遊び」をさかなに、大人になったからこその「酒」を傾けながら、同じ空間を共有するのが特徴だ。

 園田さんは「大人になると、遊び場では、子どもを優先して一歩引いてしまう。大人だけで楽しめ、子どもに戻れる場所をつくりたかった」と話す。

 十三回目となる四日の遊びは積み木。二時間でドミノ倒しをしたり、酒を交えて談笑したり、終始、ゆるい雰囲気。積み木ドームは、完成後に下部を崩し、通り抜ける穴を作った。

 一人ずつくぐると、はしゃいでポーズをとったり、動画撮影したり、ドームが崩れると叫んで大笑いしたり。どの顔も、子どもに戻ったかのようだ。

 富士宮市から参加した会社員、古野有己さん(43)は「お酒を飲みながら積み木をするという、“大人”と“子ども”の異色の組み合わせが楽しかった」と語った。

 園田さんは今後、草薙から輪を広げ、他地域にアソビバ支部をつくることも考えている。「まずは『オトナのアソビバ』が何をしているのか知ってほしい。そして一緒に経験してほしい」と話す。

(福島未来)

 

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