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静岡写真ニュース

最後の富士山観望会 富士宮の県施設

◆来年から祝日で幕

広大な牧草地から富士を望む参加者ら=22日、富士宮市猪之頭の県畜産技術研究所で

写真

 二十三日の「富士山の日」を前に、県畜産技術研究所(富士宮市猪之頭)は二十二日、研究所内の見学や、広大な所内からの眺望を楽しむ最後の「富士山観望会」を開いた。県内外からおよそ十人が参加し、景色や最新の酪農技術に感嘆の声を上げた。

 富士山の日は来年以降、天皇誕生日で祝日となるため、観望会は今回で終了。この日の富士山は、雲のかかるあいにくの眺望でスタート。しかし、時速約十キロのファームワゴンで所内を進むうちに晴れ、稜線(りょうせん)がくっきりと姿を現した。同乗の研究員が牧草の発酵・保存技術や乳質への影響、衛星利用測位システム(GPS)を利用してトウモロコシを等間隔で植える方法などを説明。時折車を止めて「ここで(映画の)『関ヶ原』も撮影したんですよ」などと話すと、参加者は盛んにシャッターを切った。

 東京都小平市から夫と訪れた大久保かずみさん(64)は「こんな広大な場所で研究が行われていたとは知らなかった。飼料の作り方などが学べて来て良かった」と笑顔を見せた。

 富士宮市杉田の石川和夫さん(71)は「いつも前を通るが、中に入ったのは初めて。素晴らしかったが、最後とは残念」と惜しんでいた。

(前田朋子、写真も)

 

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