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Uターン就職狙い ふじのくにパスポート配布へ

◆QRコードで地元情報GET!!

卒業生に配布するふじのくにパスポート(左)と静岡の情報を発信するサイトの画面=18日、県庁で

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 今春、高校を卒業する三万三千人全員に、静岡県は名刺大のカード「ふじのくにパスポート」を贈る。印字されたQRコードをスマートフォンで読み込めば、静岡の情報を得られるサイトにつながる。県外に出る若者らにも故郷を忘れず、いずれ就職などで「Uターン」してもらいたいとの願いを込めた。

 サイトは、県内のおでかけやイベント情報、県内で働く若者のインタビュー記事や動画を掲載する。首都圏などにある静岡ゆかりの飲食店なども知らせる。情報は週一回ペースで更新する。

 県雇用推進課が、県外への進学者から「地元の情報が入ってこない」という声を受けて作成した。カードがなくてもサイトは閲覧できるが、「卒業記念品」として、いつまでも手元に置いてもらえるようこだわった。

 表面には静岡文化芸術大デザイン学部の浅野青葉さん(三年)が考案した魚のロゴマークをあしらった。魚を県の形に見立て、富士山と合わせたデザイン。生涯を川や湖で過ごす魚もいれば、川から海に出てまた戻ってくる魚もいる。

 同課によると、二〇一四年三月の卒業生三万二千人の半数が進学し、そのうち約七割は県外を選んだ。四年後に就職した九千三百人のうち、県内の企業に就職した「Uターン率」は38%で、年々、減少傾向にあるという。

 花井利恭課長は「県内にいる人にも、県外に出る人にも『今』の静岡を知っていてほしい。パスポートを通じ、故郷をいつまでも誇りに思い、忘れないで」と話している。

(岸友里)

 

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