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鍵盤押すだけ"プロ気分" ヤマハ電子キーボード

電子キーボードの新ブランド「ソノジェニック」の第1弾製品「SHS−500」を手にするタレントのエリカさん=18日、東京・銀座で(鈴木啓紀撮影)

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 ヤマハは18日、楽器を弾けなくても演奏の楽しさを味わえる電子キーボードの新ブランド「ソノジェニック」を発表した。第1弾製品として肩掛け式の「SHS−500」を3月5日に発売する。

 スマートフォンで再生する曲に合わせて弾ける「ジャム機能」を搭載。専用アプリを使うと、再生と同時に曲のコード情報がキーボードに送られ、どの鍵盤を弾いてもコード進行に合った音が出るようになる。ギターやドラムなど30音色を搭載し、通常のキーボードとしても使える。

 東京・銀座で開かれた発表会では、タレントのエリカさん(18)がジャム機能を体験。「音が勝手に変わってくれて、プロになった気分」と笑顔で話した。

 赤と黒の2色があり、想定価格は税別3万円前後。初年度に国内で5000台の販売を目指す。専用アプリ「コードトラッカー」はiOS用のみで無料。アンドロイド向けは5月以降に用意される。

◆楽器演奏のハードル低く 若者の需要取り込む

電子キーボードの新ブランド「ソノジェニック」の第1弾製品「SHS―500」を発表するヤマハミュージックジャパンの戸ケ里芳昭取締役=東京・銀座のヤマハ銀座スタジオで

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 ヤマハが十八日に発表した電子キーボードの新ブランド「ソノジェニック」。担当者は「『練習が大変そう』という最初のハードルを取り払い、誰でも気軽に楽器を楽しめることを目指した」と狙いを語る。

 ソノジェニックは「音・演奏」を意味するラテン語「sono」と、「〜映え」「〜を生み出す」の意味の「genic」を掛け合わせた造語。楽器の演奏を楽しむ人と、音楽を聴くだけの人の中間に位置し「もっと能動的に音楽に関わりたい」と考えている十五〜二十五歳の若者をターゲットにした。

 第一弾の製品「SHS−500」は、スマートフォンやタブレット端末用のアプリ「コードトラッカー」と連動する「ジャム機能」が特長だ。スマホなどで再生する曲のコードの情報がリアルタイムでキーボードに送られ、どの鍵盤を弾いても曲にぴったりの音が出るようになる。

 発表会に登壇し、ジャム機能を体験したタレントのエリカさん(18)は、楽器の演奏は未経験ながら軽快なメロディーを刻み、驚いた様子。「楽器は、できないと感じると触らなくなる。この楽器なら楽しく演奏ができて、音楽とのつながりも広がりそう」と話した。

 ヤマハの担当者は「演奏の様子を会員制交流サイト(SNS)にアップするなど、思い思いのパフォーマンスを楽しんでほしい」と話す。動画投稿アプリ「TikTok」(ティックトック)で五十万人以上のフォロワーを持つエリカさんの「拡散効果」にも期待を掛ける。

 ヤマハによると、電子キーボードの国内市場規模は年間十七億円。楽器販売子会社ヤマハミュージックジャパン(東京)の戸ケ里(とがり)芳昭取締役は「ピアノの代用としてのレッスン需要に加え、手頃な価格や多彩な演奏支援機能から趣味としての需要が拡大している」と分析した。

(鈴木啓紀)

 

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