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翔太、復活へ順調 投球動作に違和感なし

キャッチボールで調整する鈴木翔=読谷球場で

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 中日の沖縄春季キャンプは13日、2度目の休養日を迎えた。2軍主体の読谷球場では昨年11月に右手血行障害の回復手術を受けた鈴木翔太(23)=浜松市浜北区出身、聖隷クリストファー高卒=が順調な回復を見せている。また、1軍の北谷球場ではドミニカ共和国出身の新外国人左腕エンニー・ロメロ(28)、ドラフト3位新人の勝野昌慶(21)=三菱重工名古屋=が調整している。この両投手について、本紙評論家の鈴木孝政さんに聞いた。

 何げないキャッチボールにも、力のこもった球がまじる。利き手の右手に約60針の痕を残した手術から3カ月、鈴木翔の投球動作に違和感はない。

 中日2軍のキャンプ拠点となる読谷球場で取材に応じ、「順調にきている。100パーセントで投げても大丈夫な状態」とうなずいた。3月初旬の実戦復帰を目標に、「自分は結果を残さないと危ない立場。まだやれるぞ、というところを見せつけたい」と、覚悟の6年目のシーズンを迎える。

 指先の冷えはまだ残っており、練習後に毎回30分ほど指を動かすリハビリは継続しているものの、昨季苦しめられ続けた痛みは「全くない」。経過の良好さから、1月初旬には自主トレ先の福井県でキャッチボールをスタート。沖縄キャンプでは全日程の3分の1を終えた時点で4回ブルペン入りし、それぞれ40〜60球を投げた。

 ドラフト1位で2014年に入団し、6月で24歳。初勝利を含む5勝を挙げた17年から一転、昨年は1軍登板2試合で0勝に終わる屈辱を味わった。自身が危機的な立場に置かれていることも強く自覚している。慣れ親しんだ背番号「18」は今季、松坂大輔に譲り、「99」に変わった。

 目下の課題は、手術によって変化した体の感覚にあった投球フォームを確立すること。「何もかもが変わった中で固めていかないといけない」と、1軍マウンドを目指す。

     ◇

 背番号が変わっても、ファンからの人気は相変わらずだ。読谷球場横の陸上競技場で11日、トレーニングの合間に始まった即席サイン会に、老若男女100人以上の行列ができた。

 短距離ダッシュなど午前のメニューを終えた後、「サインお願いします」と駆け寄ったファンの求めに応じると、数分後には大きな人だかりに。握手や写真撮影にも応え、ファンを楽しませた。

 「18」のユニホームを着て列に並んだ岐阜県岐南町の主婦平松純子さん(49)は「もう一度この番号を取り戻すくらい活躍してほしい」と願った。

(酒井大二郎)

 

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