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中日レディーズサロン

第205回 スポーツ科学者・中京大名誉教授 湯浅 景元さん 小まめな運動で長生き

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 第二百五回中日レディーズサロン例会(中日新聞東海本社主催)が五月十六日、浜松市中区のホテルコンコルド浜松であり、スポーツ科学者で中京大名誉教授の湯浅景元さんが「生涯、はつらつと生きる〜弱め・短め・小まめな運動」と題して講演した。

 私はコーチングが専門で、いいところを引き出すお手伝いをしてきました。教え子の浅田真央さんたちから教えられたこともあります。それは「はつらつと生きる」ということです。

 皆さん、死ぬ直前まで買い物に行ける体を維持しましょう。そのためには、弱め、短めの運動を小まめに行うことを頭に置いてください。まずは、座る時間を短くする。年を取るとテレビを見る時間が長くなりますが、寿命にかかわります。座り続ける日は、できるだけ立ち上がるように心掛けてください。

 運動で必要なのは「ウオーキング、筋トレ、ストレッチ」。元気よく歩いて、苦しかったら遅くし、ちょうどいいところを見つけてください。苦しく感じたとき燃えているのは脂肪ではなく、糖分です。ぽかぽかしている程度が一番で、大きな目安は三十分を週三回から五回。認知症の予防にもなります。

 筋肉は年とともにやせ細り、脚が動かずに介護を受ける原因になります。太ももの付け根が弱い人が多く、筋トレが必要です。イスからゆっくり立ち上がったり、座ったりする運動などをしましょう。また、六十五歳以上の人が家庭内で事故を起こして搬送される原因の81%は転倒、転落。脚が衰えて、パッと出ないからです。日々の動作にも用心して、体に負担をかける姿勢に注意してください。

 一秒でも長く立つ、一歩でも多く歩く、一区切りついたら体を伸ばす、一日一回は七秒間筋トレを行う。この四つを守っているだけで、体が違ってきたなという気がします。健康で長生きの人は、夢を持ち続けています。皆さんも夢を持ち、運動を実践して、はつらつと生きてください。

 ゆあさ・かげもと 1947年生まれ、名古屋市出身。東京教育大(現筑波大)大学院体育学研究科修了、専門はコーチング論など。中京大在職中はスケート部長としてフィギュアの安藤美姫、小塚崇彦、浅田真央選手らの教育に携わった。「老いない体をつくる」など著書多数。

 

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